家族の泣ける話

いつの間にかあなたのことを好きになっていた

いつからだろう・・あなたを好きになっていたのは・・・。

私は、いつの間にかあなたのことを好きになっていた。

「ね~姫!私ねAくんのこと好きなの」

「そうなの?応援するね!!」

「ありがとう!!好きになるとかなしだよ?」

「わかってますぞ~」

なんかありそうなこの会話。

でも、ここから私たちの地獄でした。

2か月くらいして私は、なぜか友達とAくんが話してるところをみるのが嫌になっていました。

その時です・・・

「Aくん!私ね好きなんだ!」

「え?・・・ごめん」

友達は、泣きながら走って私の横を去っていきました。

するとAくんは言いました

「あいつ・・・彼氏何人作るんだろうな」

「?」

「この学校に5人いるんだよ?知らないの?とりあえずこの学校のイケメンとか有名なやつ全員に告白してるらしい」

それを言うと去っていきました。

次の日・・・。

「姫・・なんでAくんと話してたの?」

「え?あ~なんかないちゃったけど大丈夫かなって」

「ふ~ん」

この反応は完全に聞いていたのでしょう!なら聞くなという話であるのだが。

次の日から私は、いじめられるようになりました。

靴隠し、牛乳に睡眠薬、ナプキンをばらまかれたり悲惨な毎日でした。

そんな日々を過ごしていたある日。

自分の死(Aくん)が近いということを告げられたのはAくんを好きになって1か月たったころでした。

私は、学校はAくんだけのために今学校に行っています。

友達に話すとその子は不登校になりました。

彼とは毎日話しています。でも、1か月後には入院生活です。

彼に・・・なんていえばいいの?

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