20年以上前にテレビで見た実話
パパ、ママ、小学生3人の3姉妹の
仲良し5人家族
ある日ママが交通事故で死んじゃうんだ
慣れない家事にお父さんも奮闘
タマゴ焼きを焦がしたり
洗濯物をシワだらけにしたり・・・
失敗しながらも笑顔で幼い3姉妹を育てます
そんなお父さんのささやかな楽しみは
お風呂に入りながら唄うこと
いつも『カラオケボックスで思い切り唄いたいな~』
と言いながら・・・
お父さんの誕生日の数日前
3姉妹は3人で集めた貯金箱を持って
通学路の途中にあるカラオケボックスへ
「予約できますか?」
受付にいた若い女性店員は怪訝な顔で店長を呼びます
この店長さん
いつも通学途中の3姉妹を見守っていました
「お母さんは?」
「死んじゃった
お父さんしかいないの・・・
お父さんの誕生日会をしたいです!」
現在と違い
当時のカラオケボックスは高かったのです
持参したお金では到底足りません
全てを悟った店長は
「解りました協力しますよ」
誕生日会当日
早くから個室を貸してくれたので
3姉妹揃って飾り付け
時間が来たのでお父さんを呼びに行く3姉妹
幼い3姉妹とお父さんの誕生日パーティーが始まります
お父さんも唄ってビール飲んで・・・(^^)
3姉妹もアニメの曲を歌ったり踊ったり
楽しい時間を過ごします
パーティーが終わり帰り際
お父さんはフロントに清算に行きます
お父さんも
3姉妹の持参した金額で不足なのは
もちろん知っていたのです
店長「会計は終わっています
娘さんから頂きました」
父さん「足りないでしょう?」
店長「いいえ!充分頂きました
そしてお金以上の物を
私たちも娘さんから頂きました
こちらこそありがとうございます」
楽しそうに帰る家族を見送った後
店長と従業員は号泣!
お父さん、3姉妹、店長と従業員・・・
みんな幸せな時間を過ごしたそうです