家族の泣ける話 父親の話

【家族の泣ける話】父が嫌い

私は父が嫌いです。
うるさいし、大声で怒鳴ってくるし私はいつも泣かされていました。

幼い頃、私は重い病にかかってしまったことがあります。


いつも病院にいて辛い毎日でした。
でも、家族が私の見舞いに来てくれるので頑張ろうと前向きに日々を過ごしていました。

母は私の側にずっといてくれて私を励ましてくれました、ですが父は私の側に来たことはありません。
ほんとにサイテーって思ってました。

ある日、症状が悪化して意識をなくし一週間目を覚まさなかったそうです。
朦朧とした意識の中で私は覚えているのは、ずっと声が聞こえていた気がするんです。
「私の寿命を全部あげるから、どうかこの子を連れて行かないで欲しい、どうかお願いです!」ってずっと 父の声が

あとに聞いた話によると父は仕事で忙しく私の眠った夜に毎日きていたそうです。
私が目を覚ます前に仕事に行き、私が眠ってしまった夜遅くに来て私の心配をしてくれてたんです。

今でも父は嫌いですが、今度は私が父を助けたいと思います。どんな事でも!
お父さん ありがとう

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