恋愛の泣ける話

【恋愛の泣ける話】遠距離恋愛中の彼氏

遠距離恋愛中の彼氏の家へ初めて行くことになった。
彼氏の家に泊まることなんて初めてで緊張していた。

元々近くに住んでいて、彼氏が家の都合で実家へ帰ってしまって遠距離恋愛が始まった。
いつも相手が私に会いに来ていたので彼の暮らす街は初めてみることになる。
とにかくドキドキしたし楽しみだった。

みどりの窓口で切符を手配してお土産を買った。
勿論有給も申請した。
準備万端で出発の日を待った。

しかし出発の10日前、彼から電話があった。
「新しい彼女できたから、その子を大切にしたい」
一瞬何がどうなったのかわからなかった。

会ったら連れて行きたいところがあるとかなんとか数日前にも話していたのに。
一方的に別れを告げられて、ワケがわからないうちに朝になっていた。

仕事の帰りに手配した切符を全部キャンセルした。
キャンセル料なんてどうでも良かった。
体調が悪くて旅行にいけなくてキャンセルをしたことがあったけど、このキャンセルをするのが辛かった。
あと、部屋に残ったお土産も見ているのが辛くて全部捨ててしまった。

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