スポーツの泣ける話

甲子園はこの男のためにあった

朝日放送のアナウンサーだった植草貞夫は、甲子園の第67回高校野球選手権大会大会決勝で後々語りづかれる名言を言い放ちました。

高校1年生の夏から5季連続で甲子園に出場した、桑田真澄・清原和博の「KKコンビ」。

高校3年生の夏。PL学園は再び甲子園出場します。

この大会、中々ホームランが出なかった清原選手ですが、準々決勝の対高知商業戦で、中山裕章選手からレフトへ推定140mの超特大のホームラン。

続く準決勝の対甲西高校戦でも清原選手は2本塁打を放ち、チームも15対2と快勝して、決勝に進出します。

この大会の決勝戦の相手は宇部商業。

古谷投手が初回、1死2塁のピンチで迎えた清原選手を平凡なセンターフライに打ち取ると、宇部商業が2回表に1点を先制。

その後も宇部商ペースで試合は進むのですが、4回裏、清原選手の第2打席。

古谷投手のシュートがわずかに浮いた「失投」を清原選手は見逃さず、打球はレフトのラッキーゾーンに飛び込む同点弾となりました。

試合は6回の表に宇部商業が3対2と逆転します。

その直後の6回裏。清原選手この試合の第3打席。

真ん中高めに少し浮いたストレートを振り抜くと打球はセンターの中段に飛び込む、この試合2本目の同点ホームランとなりました。

その直後の6回裏。清原選手この試合の第3打席。

真ん中高めに少し浮いたストレートを振り抜くと打球はセンターの中段に飛び込む、この試合2本目の同点ホームランとなりました。

そして、この名言が生まれました。

「甲子園は清原のためにあるのか!」

「KKコンビ」最後の夏、PL学園がサヨナラ勝ちで優勝を決めました。

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