【泣ける映画】マリリンに逢いたい



あらすじ

中里大輔は故郷沖縄で民宿を開くため、東京で拾った小犬のシロと共に帰ってきた。シロは座間島の民宿「たましろ」の娘・佐和子の飼うマリリンという雌の小犬が気に入った様子。

大輔もそこで東京から来ていたOLの久保田皆美に初めて会った。大輔は座間味島から3キロ離れた阿嘉島で民宿の建設を始めた。

やがてやくざな兄・達郎も帰郷して手伝うことになった。シロは3キロの海を渡って頻繁にマリリンに会いに行く。

大輔の民宿「ココ・クーラー」の最初の客は皆美だった。

彼女は近々カメラマンをやめ、結婚することになっていた。

達郎はシロをTVに売り込もうとして那覇に連れていくが失敗、そこでシロは野犬に襲われて怪我をするが、それでもマリリンに会いに行くことをやめようとしなかった。

達郎の寝煙草でココ・クーラーが火事になった。

大輔は皆美に愛を告白するが、彼女は結婚の準備に東京へ帰るという。

そんなときマリリンが病気で死んだ。

シロはマリリンに会うため、傷を負った足を引きずりながら海を渡っていった。このまま皆美と別れていいのか悩んでいた大輔は、後を追いかけ空港で2人は再会した。

解説

沖縄の阿嘉島の民宿で飼われていた雄犬シロが、対岸の座間味島にいる恋人の雌犬マリリンに逢うために海を泳いで渡った実話を元に製作された。原作・脚本は野沢尚。シロ役は本物のシロが演じたが、本物のマリリンは撮影当時すでに事故で他界していたため、他犬を用いた。

キャスト

安田成美(久保田皆美)
加藤昌也(中里大輔)
笑福亭鶴瓶(清掃職員)
石野真子(モデル)
石野陽子(杏子)
相楽晴子(理恵)
久我蛍子(玉城佐和子)
嶋大輔(尾形研司)
鈴木清順(獣医)
原吉実(大輔の同僚)
入江若葉(玉城治子)
春川ますみ(中里かつ江)
河原崎長一郎(玉城元太郎)
三浦友和(中里達郎)